とあるファイル(実行ファイル、データファイル)が必要になった時に、
どこ謎CD-ROM3枚をいちいちPCにつなげてファイルを探して、
FDDイメージもしくはHDDイメージに書き込んでいました。
ちなみに以前はX68000Z(以下X68Z)mintで書庫の仮想ディレクトリ扱いができなかったので、展開までPCでやっていました。 もう疲弊というレベルを超えていました。

ということで、寝る前に「CD-ROMの内容を全てUSBメモリにコピーしちゃえばいいのに」って気が付きました。
そして起きたら、「いや、圧縮解凍もX68Z上でできるようになったんだから、HDDイメージを作成してそこに入れちゃえばいいのに」になりました。

イメージ作成

思ったより大変でした。

XM6 TypeGのメニューから作ればそれがもう使えるものだと思っていました。

でも実際は

  • XM6 TypeGのメニュー→イメージの作成
  • 4Gbytesが最大だったので最大で作成
    • しかしZに刺す予定のUSBメモリはFATなので4Gはコピーできず
  • 仕方ないので3.5Gで作成
  • DiskExplorerで見る
    • まっしろ
    • オプションを選択するも
    • セクタ数などの各種諸元を聞かれる
    • わからない😭

そっか、formatしてないからそれはそうか。
となるとXM6 TypeGでフォーマットしないとですね…。
そのためにはOSが起動しないとだめだ。

XM6 TypeG環境構築

XM6 TypeG環境
XM6 TypeG環境
(フォントがZとXM6 TypeGで微妙に異なるのは、エミュレータの方はMSのフォントをベースにしているからですね…。)

わかりやすい手順書を見ながらエミュレーション環境を構築しました。
本当にわかりやすくて、見ながらやれば誰でもできるかと思います。
無事外付けSCSI HDD 3.5Gのイメージファイルの作成が完了。

DiskExplorerでCD-ROMのファイルを格納

XM6 TypeG環境
もうここまで来たら君のお望み通りに

あとはファイル(ディレクトリ)をドラッグするだけですね。

ちなみに斜体で書いた部分は当時Konamiが発行していた nanda? という雑誌の
ある記事で使われていた一文。  
明確にその時の画像を覚えているけど実際にそれができたのがそれから2年後ぐらいだった。  

pscsi.iniに追加

作成したHDDイメージのファイル名をiniファイルに追加しました。

[pscsi]
ID0=boot.HDS
ID1=dokonazo.HDS

総括

イメージを作って配布している人たちは、この辺をさらっとやってるんですよね。
すごすぎる。

無償で貴重なリソースを公開しているSHARP株式会社様、それらを使って新たな価値を生み出し惜しげもなく共有している皆様に感謝の気持をお伝えいたします。本当にありがとうございます。

おまけ

このままXM6 TypeGを使っている方が
キーボードやモニターなどを繋ぎ変えたりしなくていいので楽な気がする…。
X68Zを買った意味は?笑

XM6 TypeG

おまけ2

XEiJを使うとHDDイメージは一瞬で作れるんですね…。
https://zenn.dev/tantangh/articles/1b86b788812028

まあええわ。